水槽を始めてしばらくすると…
「ガラス面に小さな貝がいる!」
「気づいたら大量発生してる…」
それ、**スネール(淡水の小型貝)**です。
基本的に害はありませんが、見た目が気になる・増えすぎると水質悪化の原因にもなるため、多くの人が悩むトラブルの一つ。
この記事では
スネールの種類 → 発生原因 → 駆除方法 → 予防
まで初心者向けにまとめて解説します。
スネールとは?
水槽に勝手に発生する小型の淡水貝の総称です。
ほとんどの場合、水草や流木に卵が付着して侵入します。
特徴
- 食べ残しやコケを食べる
- 水質が悪いほど増える
- 繁殖力が非常に強い
- 基本的に魚へ害はない
つまり
「水槽の汚れセンサー」みたいな存在です。
水槽に発生する代表的なスネールの種類
カワコザラガイ
Google画像で見るガラスに貼り付く極小貝。
特徴
- 2〜3mm
- 白いゴマ粒のよう
- 駆除がやや面倒
ポイント
小さいため見落としやすいが、増えると目立つ。
サカマキガイ
Google画像で見る最も多い侵入者。
特徴
- 半透明〜薄茶色
- 殻が左巻き
- ものすごく増える
ポイント
初心者水槽の9割はこれ。
爆発的に増える原因は「エサの与えすぎ」です。
モノアラガイ
Google画像で見る少し大きめの貝。
特徴
- 三角形っぽい殻
- 最大2cm程度になる
- 水草を食べることがある
ポイント
増えると水草が穴だらけになります。
ラムズホーン
Google画像で見る観賞価値があるスネール。
特徴
- 赤やピンク色
- 渦巻き状の殻
- コケ取り能力が高い
ポイント
唯一「飼う人も多い」スネール
ただし増えすぎ注意。
なぜスネールは増えるのか?
スネール大量発生の原因はほぼ共通です。
主な原因
- 水草の持ち込み
- エサの与えすぎ
- 有機物の蓄積
- 水換え不足
- ソイルの汚れ
つまり
スネールが多い = 水槽が汚れているサイン
駆除だけしても、原因を改善しないと必ず再発します。
スネールの駆除方法
手で取り除く(基本対策)
方法
- 見つけたらピンセットで取る
- 夜の消灯後に回収すると効率UP
メリット
- 生体に安全
- 即効性あり
デメリット
- 数が多いと大変
トラップを使う(おすすめ)
作り方
- 餌を小皿やキャップに入れる
- 夜に水槽へ沈める
- 朝にまとめて回収
ポイント
キャベツ・ほうれん草が特に効果的。
生体に食べてもらう(自然駆除)
スネールを食べる魚
- スカーレットジェム
最大サイズ:約2〜3cmの小型だが肉食性が強い
エビ捕食:成体は基本食べないが稚エビはほぼ捕食
縄張り意識が強く、エビ繁殖水槽の対策には不向き
- チェリーバルブ
最大サイズ:約5cmの小型魚で群れ飼育向き
エビ捕食:成体は基本安全だが稚エビは食べることがある
小型コミュニティ水槽で現実的なスネール抑制役になる
- クラウンローチ
最大サイズ:約25〜30cmまで成長する大型魚(導入前に水槽サイズ要確認)
エビ捕食:成体エビも捕食する(ヤマトヌマエビも危険)
小型水槽のスネール対策目的での導入はおすすめできない
スネールを食べる貝
- キラースネール
最大サイズ:約2〜3cmの小型貝で水槽サイズを選ばない
エビ捕食:成体エビは基本食べないが、弱った個体や稚エビは稀に捕食
スネールを専門的に食べるため、エビ水槽でも使いやすい対策生体
薬品で駆除(最終手段)
特徴
- 即効性が高い
- ほぼ全滅する
注意点
- エビ・貝が全滅
- 水質悪化リスク
- リセットに近い状態になることも
基本はおすすめしません。
再発防止の方法(重要)
水草導入時の処理
- 軽く洗う
- トリートメント(薬浴)
- 無農薬水草を選ぶ
餌の管理
- 1分以内に食べきる量
- 底に残さない
定期メンテナンス
- 週1回の水換え
- 底床掃除
- フィルター清掃
まとめ
スネールは敵ではなく
水槽環境を教えてくれるサイン生体です。
駆除の優先順位
- 餌を減らす・手で取り除く
- 生体導入
- 手動回収・トラップ
- 薬品(最終手段)・リセット
増えた時は「駆除」だけでなく
なぜ増えたかを改善することが一番の対策になります。