水槽をきれいに保ちたいのに、気がつくと生えている厄介な「コケ」。
コケはアクアリウムを楽しむ上で避けて通れない問題です。
今回は、
✅ 黒髭ゴケ
✅ 茶ゴケ
✅ ガラス面の薄い緑ゴケ
✅ アオミドロ
✅ 藍藻
✅ 糸状コケ
それぞれの原因と対策をまとめました。
「最近コケが増えて困っている」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
黒髭ゴケ
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水草の葉や流木に黒いヒゲ状のコケがふわふわ生えます。
成長が遅いので気づくと一面に広がっていることも。
原因
- 古い飼育水(硝酸塩やリン酸が蓄積)
- CO2不足や水流の偏り
- 照明時間が長すぎる
私の経験でも、黒髭ゴケは古くなった飼育水で出やすい印象があります。
対策
- 定期的な水換え(1週間に1回、1/3以上)
- CO2添加で水草を元気にする
- スポットで木酢液やオキシドールを塗布
- 照明時間を短縮(6~8時間程度)
茶ゴケ
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水槽立ち上げ初期に多い、茶色の薄い膜状のコケ。
フィルターや砂利、水草にも付着します。
原因
- バクテリアがまだ安定していない水槽
- 照明不足や水質の富栄養化
対策
- 時間が経つと自然に減る場合が多い
- 照明を適切に(8時間程度)
- エビやオトシンクルスを入れる
ガラス面の薄い緑ゴケ
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水槽のガラス面にうっすらと緑色の膜ができる。
原因
- 照明が強すぎる・長すぎる
- 硝酸塩が多い
対策
- コケ取りスクレーパーや磁石クリーナーでこまめに掃除
- 水換えで栄養塩を減らす
- 照明時間を見直す
糸状コケ
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細い糸状に伸びるコケ。アオミドロも糸状コケの一種。
水草に絡みつき、美観を大きく損ねます。
原因
- 照明が強すぎる、長すぎる
- CO2不足や水草の生長不良
対策
- 照明時間の見直し(6~8時間)
- CO2添加や液肥のバランスを整える
- 手で取り除く
- エビやオトシンクルスの導入
藍藻
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ドロっとした青緑色の膜状のもの。
嫌な臭いを伴うことが多いです。
原因
- 富栄養化(水換え不足・餌の残り)
- 流れのない場所に発生しやすい
対策
- 発生部分を物理的に除去
- 水換えを増やす
- 流れを作る(エアレーション追加)
- 最終手段として光を2~3日完全遮断する方法も
まとめ|コケは水質管理とメンテナンスで防げる!
コケは水槽の水質やバランスが崩れたサインとも言えます。
「定期的な水換え」「餌を与えすぎない」「照明時間の管理」
この3つを守るだけでもかなり防げます。
それでも発生してしまったときは、焦らず原因を見つけて対策していきましょう。
自分の水槽環境に合った管理を心がけるのが、きれいな水景を保つ一番の近道です!