小型魚はどこを泳ぐ?|上層・中層・下層で楽しむアクアリウムの世界【初心者向け】

初級

水槽を眺めていると、魚によって泳ぐ高さが違うことに気づきます🐟
「上の方ばかり泳ぐ魚」「中層で優雅に泳ぐ魚」「底でちょこちょこ動く魚」…。
この特徴を知っておくと、水槽が立体的ににぎやかになり、混泳トラブルも減らせるんです。ここでは、初心者にも人気の「上層・中層・下層」の代表的な小型魚を紹介します。


上層を泳ぐ小型魚

水面近くを元気に泳ぎ、エサも表層でよく食べます。

  • グッピー
     初心者の定番。色とりどりの尾びれが華やか✨
     繁殖力も強く、オスメス混泳で増えやすい。
     ➡️ ポイント:「繁殖が増えすぎたときの対策」を事前に考えると安心。
  • ハチェットフィッシュ
     胸ビレを使ってジャンプする習性があり、水面をひらひら泳ぐ。
     ➡️ ポイント:飛び出し防止に水槽のフタ必須
  • プラティ
     丈夫でカラーバリエーション豊富。水面近くでも活動的。
     ➡️ ポイント:温和で混泳向き。エサをよく食べるのでコケ対策魚と相性良し。


中層を泳ぐ小型魚

水槽のメインを彩るのはこの層!群泳させるととても美しいです。

  • ネオンテトラ/カージナルテトラ
     アクアリウムの定番。青と赤のラインが群れると映える✨
     ➡️ ポイント:10匹以上で飼うと群泳行動が見られやすく、落ち着きやすい
  • ラスボラ・エスペイ
     オレンジ体色に黒いライン。小型で群れやすい。
     ➡️ ポイント:体が小さい分、混泳時に大きい魚に追われやすいので注意。
  • ゴールデンハニードワーフグラミー
     小型グラミーで丈夫。黄色体色が水槽のアクセントに。
     ➡️ ポイント:オス同士は小競り合いすることがあるので、隠れ家を用意。


下層を泳ぐ小型魚

底砂をつついたり、壁面を掃除したり。水槽の“縁の下の力持ち”。

  • コリドラス
     底砂をもぐもぐしながらエサ探し。愛嬌のある顔で大人気。
     ➡️ ポイント:残ったエサの掃除係として優秀
  • オトシンクルス
     コケ取り要員。下層・ガラス面・水草にくっついて食べる姿がかわいい。
     ➡️ ポイント:導入初期は餓死しやすく野菜や流木やコリドラスフードの併用が安心。
  • クーリーローチ
     ウナギのような体型で砂の中にもぐるユニークな魚。
     ➡️ ポイント:夜行性で昼間は隠れていることが多い。観察は夜がおすすめ。


まとめ:層を意識するメリット

  • 水槽を立体的にデザインできる
     上層・中層・下層の魚をバランスよく配置すると、見た目が一気に華やかになります。
  • 混泳トラブル回避につながる
     同じ層ばかりの魚を入れると、縄張り争いが起きやすい。違う層に住む魚を組み合わせるとケンカが減る。
  • エサの食べ残しが減る
     上層・中層・下層に分かれて食べてくれるので、水質悪化を防ぎやすい。

これから小型魚を迎える方は、「どの層を泳ぐか」を意識して組み合わせてみてくださいね✨

タイトルとURLをコピーしました