熱帯魚の定番、でもどっちを選ぶ?
アクアリウム初心者にとって「テトラ系」の魚は育てやすく人気があります。
中でも特に有名なのが、カージナルテトラとネオンテトラ。
見た目はそっくりですが、じつは性質や育て方に少し違いがあります。この記事では、初心者が迷わないように、両者の違いや飼育のポイントをわかりやすく解説します。
カージナルテトラとネオンテトラの基本情報
特徴 | カージナルテトラ | ネオンテトラ |
---|---|---|
外見 | 全身の赤いラインが濃く美しい | 赤いラインは下半分のみ、やや淡め |
体長 | 約4cm | 約3〜3.5cm |
値段(1匹) | 約100〜200円 | 約50〜100円 |
寿命 | 約2〜3年 | 約1.5〜2年 |
飼育温度 | 24〜28℃ | 22〜27℃ |
群れ飼い適性 | 非常に良い(10匹以上推奨) | 良い(5〜10匹でもOK) |
人への慣れやすさ | 群れで飼うと落ち着き、慣れやすい | 群れ飼育でストレス軽減し慣れやすい |
どちらも「群れ」で飼うのがポイント!
カージナルテトラもネオンテトラも、自然界では群れで生活する魚です。
そのため、単独や少数で飼うと落ち着かず、色が出にくくなることも。
5〜10匹以上の群れで飼育することで、ストレスが減り、人にも慣れやすくなります。
水槽内でも自然な泳ぎを見せてくれるので、見た目も華やかです。
カージナルテトラの魅力と注意点
✅ 魅力:とにかく美しい発色!
体の中央を走る青と赤のラインが非常に鮮やかで、水草水槽にもよく映えます。照明の下で見るとまるで宝石のよう。
⚠ 注意点:やや高価で水質に敏感
ネオンテトラより価格が高く、導入直後の環境変化に弱い面があります。pHや水温の変化に注意し、水合わせを丁寧に行いましょう。
ネオンテトラの魅力と注意点
✅ 魅力:手に入りやすく、安価
ホームセンターでも気軽に購入でき、価格もお手頃。初心者が手にしやすい入門魚です。
⚠ 注意点:見た目の色はやや控えめ
カージナルテトラに比べると、赤色の面積が少なく、全体的に控えめな印象。照明の色や強さによっては、やや地味に感じることもあります。
初心者にはどっちがおすすめ?
条件 | おすすめ |
---|---|
コストを抑えたい | ネオンテトラ |
とにかくきれいな水槽にしたい | カージナルテトラ |
水質管理にまだ自信がない | ネオンテトラ |
飼育経験が少しある、水草水槽に挑戦中 | カージナルテトラ |
両方一緒に飼えるの?
実は可能ですが注意が必要です。
両種とも性格はおとなしく混泳向き。ただし、見た目が似ていて群れが混ざるため、統一感がなくなることも。
また、病気の持ち込みや感染予防のため、新しく導入する際は別々にトリートメントするのが望ましいです。
まとめ:あなたのアクアリウムにぴったりのテトラは?
- 鮮やかな発色でインテリア性抜群 → カージナルテトラ
- 初心者でも手軽に飼育スタート → ネオンテトラ
- どちらも群れで飼うと人に慣れて、色も美しくなる!
どちらを選んでも、水質管理と温度管理を丁寧に行えば長く楽しめます。
あなたのアクアリウムにぴったりのテトラを選んで、美しい水景を作ってくださいね!