エビ飼育の水槽で殺虫剤を使ってはいけない理由

トラブル・メンテ

〜実は身近な「アレ」も危険です〜

エビ飼育を始めたばかりの方が、最もやってはいけないことの一つ
👉 殺虫剤の使用 です。

「水槽に直接かけなければ大丈夫でしょ?」
「部屋で使うだけなら問題ないのでは?」

そう思ってしまいがちですが、エビは想像以上に薬品に弱い生き物
実際に「突然全滅した」というトラブルの多くが、殺虫剤や揮発成分が原因です。

この記事では、

  • なぜ殺虫剤がダメなのか
  • 殺虫剤以外にも使ってはいけない物
  • 安全な虫対策・生活上の注意点

を、初心者向けにわかりやすく解説します。


なぜエビは殺虫剤に弱いの?

エビは「甲殻類」=昆虫に近い生き物

エビは魚ではなく、甲殻類です。
分類的には、昆虫とかなり近い仲間

多くの殺虫剤は、

  • 神経系を麻痺させる
  • 呼吸を阻害する

といった作用を持ち、昆虫と同様の仕組みを持つエビにも強く作用してしまいます。


水槽に入れなくても危険

殺虫剤の怖いポイントはここ👇

  • 空気中に成分が拡散する
  • 揮発した成分が水面に落ちる
  • 手や衣服についた成分が水槽に入る

直接水槽に使わなくてもアウトなケースが非常に多いです。


【絶対NG】エビ水槽で使用してはいけないもの

殺虫剤スプレー(最も危険)

  • ゴキブリ用
  • ハエ・蚊用
  • ダニ・ノミ用

👉 部屋で使っただけでも全滅例あり

水槽のある部屋では、使用自体を避けるのが安全です。


蚊取り線香・電気蚊取り

  • 蚊取り線香
  • 電気蚊取り器
  • 液体蚊取り

これらに含まれる ピレスロイド系成分 は、
エビにとって 猛毒レベル

「昔ながらだから安全そう」は完全な誤解です。


ベープ・アースノーマット系

  • ベープマット
  • ベープリキッド
  • アースノーマット

エビ飼育者の事故報告が特に多い製品です。

✔ 数時間後にポツポツ死亡
✔ 翌朝全滅

というケースも珍しくありません。


消臭剤・芳香剤・アロマ

意外な落とし穴がこれ👇

  • スプレー式消臭剤
  • 芳香剤
  • アロマオイル・ディフューザー

揮発成分が水槽に入り、ジワジワとエビを弱らせることがあります。


除菌・アルコールスプレー

  • アルコール除菌
  • 次亜塩素酸系スプレー

使用後に濡れた手で水槽に触るだけでも危険。


塗料・シンナー・接着剤

  • ラッカースプレー
  • シンナー
  • 強力接着剤

DIYや工作を同じ部屋で行うのはNGです。


エビ水槽がある部屋での安全な虫対策

物理的対策が基本

  • 網戸をしっかり閉める
  • 窓・ドアの隙間対策
  • こまめな掃除

👉 殺さない対策が一番安全です。


どうしても虫対策したい場合

  • 水槽のない部屋で使用
  • カバーをして使用後しっかり換気
  • 衣服・手を洗ってから水槽作業

それでもリスクはゼロではありません


エビが急に死に始めたら疑うべきこと

  • 最近、殺虫剤を使っていないか?
  • 消臭スプレーを使っていないか?
  • 手に何か付けたまま水槽に触っていないか?

水質より先に「生活用品」を疑うのがポイントです。


まとめ|エビ水槽では「使わない」が正解

エビ飼育では、

  • 殺虫剤
  • 蚊取り線香
  • ベープ
  • 消臭剤・芳香剤

これらは すべてNG と覚えておきましょう。

エビはとても繊細ですが、
環境さえ守れば丈夫で長く楽しめる生き物です。

「魚は大丈夫だったから…」は通用しません。
エビ水槽がある部屋では、薬品を使わない
これが最大のコツです。