エビを入れたら泳ぎ回るのはなぜ?原因と対処法を解説

トラブル・メンテ

アクアリウムを始めたばかりの方から、

「エビを水槽に入れたらずっと泳ぎ回っている」
「落ち着かずにガラス面や水槽内を動き回る」

という相談をよく受けます。
結論からいうと、水槽に入れた直後にエビが泳ぎ回るのは珍しいことではありません。
ただし、正常な行動の場合もあれば、水質の異常や水合わせ不足が原因の場合もあります。
この記事では、エビが泳ぎ回る理由と注意すべきポイントについて初心者向けにわかりやすく解説します!

エビを入れた直後に泳ぎ回るのは普通?

結論として、水槽へ導入した直後なら正常な行動であることがほとんどです。

エビは新しい環境に入ると、

  • 隠れ場所を探す
  • 餌がある場所を探す
  • 水質や水流を確認する

といった行動を行います。

特にヤマトヌマエビは活発に泳ぐことが多く、導入直後は水槽中を走り回るように移動することもあります。
数時間から1日程度で落ち着き、流木や水草の上でコケを食べ始めれば心配ありません。

エビが泳ぎ回る主な原因

環境に慣れていない

最も多い原因です。
購入したショップと自宅の水槽では、

  • 水温
  • pH
  • 硬度
  • 水流

などが異なります。

エビは環境変化に敏感なため、新しい環境を確認するように活発に動き回ります。

隠れ場所を探している

エビは警戒心が強い生き物です。
特に導入直後は身を守れる場所を探そうとします。
以下のような隠れ場所が少ないと、落ち着かず泳ぎ続けることがあります。

  • 水草
  • 流木
  • モス
  • 石組み

初心者の方は、ウィローモスなどを入れておくと安心です。

脱皮前後の行動

エビは脱皮前になると落ち着きがなくなることがあります。
また脱皮後は安全な場所を探して移動することもあります。
脱皮殻が見つかった場合は、自然な行動の可能性が高いでしょう。

注意が必要な泳ぎ回り方

水槽全体を狂ったように泳ぎ続ける

数時間ではなく半日以上も落ち着かず泳ぎ続ける場合は注意が必要です。

考えられる原因は、

  • 水合わせ不足
  • 水質悪化
  • アンモニアや亜硝酸の発生

などです。

水面付近を泳ぎ続ける

エビが水面近くに集まる場合は酸欠の可能性があります。
以下を確認しましょう。

  • フィルターは正常に動いているか
  • エアレーションは十分か
  • 水温が高すぎないか

夏場は特に注意が必要です。

導入後に次々と死んでしまう

泳ぎ回った後に、

  • 横倒しになる
  • 動かなくなる
  • 数日で死亡する

場合は水質の急変が疑われます。
エビは魚よりも水質変化に弱いため、水合わせを丁寧に行うことが重要です。

エビが落ち着くまでの時間

一般的には、

  • 数時間〜1日程度

で落ち着くことが多いです。
長くても2〜3日で、

  • 流木をツマツマする
  • 水草の葉を歩き回る
  • コケを食べる

といった通常行動が見られるようになります。

エビ導入時のポイント

点滴法で水合わせをする

エビは急激な水質変化が苦手です。
おすすめは点滴法による水合わせです。

目安として、

  • 30分〜1時間かける
  • 水量を数倍に増やす

くらい丁寧に行うと失敗が減ります。

隠れ場所を用意する

エビが安心できる環境を作りましょう。

おすすめは、

  • ウィローモス
  • 南米ウィローモス
  • 流木
  • 石組み

です。

導入直後は餌を与えすぎない

エビは導入直後に餌を食べないことがあります。
無理に餌を与えるよりも、まずは環境に慣れさせることを優先しましょう。

まとめ

エビを水槽へ入れた直後に泳ぎ回るのは、多くの場合は環境に慣れていないために起こる正常な行動です。

  • 導入直後なら心配不要
  • 数時間〜1日程度で落ち着くことが多い
  • 水草や流木で隠れ場所を作る
  • 点滴法で丁寧に水合わせする
  • 長時間泳ぎ続ける場合は水質を確認する

ヤマトヌマエビやミナミヌマエビは、水槽に慣れるとコケ取りや残餌処理で大活躍してくれます。

慌てず様子を見ながら、エビが安心して暮らせる環境を整えてあげましょう。