アクアリウムに流木を入れると、自然感がぐっと増して美しいレイアウトになります。しかし、流木は「アクが出る」「沈まない」など、初心者にはハードルが高く感じられる素材でもあります。今回は、流木をアクアリウムに導入する際に知っておきたい基本知識を、わかりやすく解説します。
1. 流木はなぜ必要?アクアリウムに入れるメリット
- 見た目が自然で美しい
- 魚やエビの隠れ家になる
- 水質を弱酸性に傾ける働きがある(特にエビに最適)
2. 流木の「あく」とは?害があるの?
- 流木から出る茶色い成分=「アク(タンニンなど)」
- 見た目は濁るが、魚や水草にはほとんど害なし
- むしろベタやエビ、プレコなどには好影響の場合も
- ただし、見た目が気になる場合や水質を一定に保ちたいときはあく抜きがおすすめ
3. あく抜きの基本方法
① 煮沸する(最も効果的)
- 大きな鍋やポリタンクに流木を入れ、30分以上煮る
- 茶色い水が出てきたら、水を交換して何度か繰り返す
② 水に漬けて放置(1週間〜数週間)
- 水替えをこまめに行えば、自然とアクが抜ける
③ 時短にはこれ!おすすめ商品
スドー 流木あく抜きパウダー
- パウダーを水に溶かして漬けるだけ
- 時間がない人や手軽に済ませたい方におすすめ
4. 流木が沈まない!そんなときの対処法
- 新品の流木は中に空気を含んでおり、浮いてしまうことがある
- 対処法:
- 数日〜数週間、水に沈めておく
- 石などの重しを乗せる
- 水槽内に吸盤+釣り糸などで固定する
- レイアウト用の専用ウエイトを使うのも効果的
5. 安くて良質な流木を手に入れるには?
メルカリで買うのがコスパ◎
- 「沈下」「沈水」などのキーワードで検索すると、すでに沈む処理がされた流木を探せます
- 自然採取の流木は安いが、あく抜きやカビに注意
- 写真・サイズ・コメントをしっかり確認!
まとめ|流木の知識を身につけて、より自然なアクアリウムを
流木はアクアリウムに欠かせないレイアウト素材の一つ。アク抜きや沈め方を知っておけば、初心者でも安心して取り入れられます。
ぜひ、自分に合った流木を見つけて、理想のアクアリウムを楽しみましょう!