「水草を育てたいけれど、CO2添加はハードルが高そう…」と感じていませんか?
実はCO2を添加しなくても、丈夫に育つ水草はたくさんあります。
この記事では、初心者でも安心して育てられる「CO2添加不要の水草」を8種類ご紹介します。それぞれ 照明の強さ・肥料の必要性・底砂の条件 をまとめましたので、ぜひ水草選びの参考にしてください。
アヌビアス・ナナ|初心者の定番でとにかく丈夫
成長はゆっくりですが、とても丈夫で枯れにくい人気の水草です。
照明:弱〜中程度で十分。強すぎるとコケが付きやすい。
肥料:基本不要。葉色が薄い時は液肥を少量添加。
底砂:不要。流木や石に活着させるのがおすすめ。
👉 「まずは失敗したくない!」という初心者の最初の一株に最適。
アマゾンソード|水槽後景に映える迫力の葉
幅広い葉を大きく展開する、迫力ある後景用の水草です。
照明:中程度以上が理想。弱いと葉が黄色くなりやすい。
肥料:根から養分を吸収するため底床肥料があると安心。
底砂:ソイル推奨。砂利なら根元に固形肥料を埋める。
👉 後景を埋めたい人におすすめの定番種。
ウィローモス|自然感を演出できる万能選手
苔状の見た目で流木や石に巻き付けて育てるのが基本。自然感を演出でき、エビや稚魚の隠れ家にも。
照明:弱〜中程度でOK。強光はコケ混入の原因。
肥料:ほぼ不要。水槽の養分で育つ。
底砂:不要。流木や石に活着させて楽しむ。
👉 手軽にレイアウトをおしゃれにしたい人におすすめ。
クリプトコリネ・ウェンティ|落ち着いた雰囲気を演出
種類や葉色が豊富で、水槽にシックな雰囲気を与える水草。慣れれば丈夫に育ちます。
照明:中程度が理想。暗すぎると成長が遅い。
肥料:根から養分を吸うので底床肥料があると安心。
底砂:ソイル推奨。砂利の場合は根元に肥料を補助的に追加。
👉 レイアウトに落ち着きをプラスしたいときに最適。
ミクロソリウム|シダ系で丈夫な人気種
シダのような葉が特徴で、成長がゆっくりなため管理が簡単。
照明:弱〜中程度で十分。強い光は不要。
肥料:基本不要。栄養不足になりにくい。
底砂:不要。流木や石に活着させるのが一般的。
👉 メンテナンスをラクにしたい初心者にぴったり。
マツモ|浮かべるだけで育つ入門水草
根を張らずに浮かんで育つため、とても扱いやすい水草。水質浄化や稚魚の隠れ家としても優秀。
照明:弱〜中程度でOK。暗すぎると溶けることがある。
肥料:不要。水中の栄養で十分育つ。
底砂:不要。浮かべるか、重りを付けて沈めて使用可能。
👉 とりあえず1本入れておくと安心できる、初心者の強い味方。
カボンバ|羽のような葉が美しい定番種
繊細な羽状の葉が美しく、金魚藻としても知られています。ややデリケートな面も。
照明:中〜強めが必要。光不足だと葉が落ちやすい。
肥料:必須ではないが、液肥を少量添加すると育ちが良い。
底砂:茎を砂利やソイルに軽く植え込む、または重りで沈める。
👉 見た目の美しさ重視なら選びたい一株。
アナカリス(オオカナダモ)|成長爆速で酸素も供給
光合成能力が高く、成長がとても早い水草。日本でも古くから金魚藻として親しまれています。
照明:弱〜中程度でも育つ。強光ならさらに成長旺盛。
肥料:不要。栄養豊富な環境では爆発的に増える。
底砂:砂利でもソイルでも可。茎を植えればどんどん増える。
👉 とにかく増やしたい、酸素供給を重視したいならおすすめ。
まとめ
CO2添加なしでも育てやすい水草を8種類ご紹介しました。
- アヌビアス・ナナ(失敗したくない初心者の鉄板)
- アマゾンソード(後景に迫力をプラス)
- ウィローモス(自然感&隠れ家効果を手軽に演出)
- クリプトコリネ・ウェンティ(落ち着いた雰囲気を演出)
- ミクロソリウム(丈夫で管理しやすいシダ系)
- マツモ(浮かべるだけの超お手軽水草)
- カボンバ(華やかだが少しデリケート)
- アナカリス(爆速成長&酸素供給)
👉 特に 「アヌビアス・ナナ」「マツモ」「アナカリス」 は、初心者にとって扱いやすく導入しやすいおすすめ水草です。
まずは1種類から挑戦して、水槽に緑を加えてみましょう!🌿✨