【初心者向け】なぜカルキ抜きが必要?アクアリウムの初歩!
金魚や熱帯魚を飼い始めようと思ったら、まず「カルキ抜きが必要です」と言われることが多いですよね。でも、「カルキって何?」「面倒くさそう」と思った方も多いはず。
この記事では、「カルキとは何か?カルキ抜きの理由や方法、地下水でも必要なのか?」を、初心者にもわかりやすく解説!
◆ カルキってなに?飲み水にはなぜ入ってるの?
カルキとは、水道水に含まれる「塩素(次亜塩素酸)」のことです。正式には「残留塩素」と呼ばれ、雑菌の繁殖を防ぐために水道水に添加されています。つまり、「人間が安心して飲めるようにするための“消毒剤”」ということ。
この”消毒剤”は魚にとってはちょっと厄介…。
◆ カルキ抜きをしないとどうなるの?
カルキ(塩素)は、人には問題ないレベルで入っていますが、魚やエビにとっては毒のようなものです。カルキ抜きをせずに水槽に入れると、こんなことが起こります:
- 魚がエラを傷めて苦しむ
- 病気になりやすくなる
- 水槽内のバクテリア(ろ過を助ける良い菌)が死んでしまう
🐠 例えるなら…
人間がいきなり消毒液のプールに飛び込んだようなもの。口に入ったらパニック。魚も同じようにストレスを感じ、命に関わってきます。
◆ 地下水や井戸水でもカルキ抜きは必要?
地下水や井戸水には基本的にカルキ(塩素)は含まれていません。でも少し注意が必要です。
- 地下水にも地域によっては微量の金属成分やバクテリアが含まれていることがあり、魚に適さない場合があります。
✅ まとめると:
- 水道水 → 必ずカルキ抜きが必要
- 地下水・井戸水 → カルキはないが、水質が魚に適さない場合あり
◆ カルキ抜きの方法は簡単!
- 市販のカルキ抜き剤を使う(液体や粉タイプ)
→ 数滴たらすだけでOK。即効性があるので、すぐに使える。 - 汲み置きする(バケツに1日以上置く)
→ 自然に塩素が抜ける。ただし、夏や冬は時間がかかることも。 - エアレーション(ブクブク)を使って塩素を飛ばす
→ エアーポンプを使えばより早く塩素が抜けます。
◆ 初心者におすすめのカルキ抜き剤(楽天で買える2選)
最後に、初心者の方でも安心して使えるおすすめのカルキ抜き剤を2つご紹介します。どちらも楽天市場で購入可能です。
✅ テトラ コントラコロライン(液体タイプ)
「とにかく迷ったらコレ!」というくらい定番のカルキ抜き剤。昔も今も愛用しています!液体タイプで数滴たらすだけの手軽さが魅力です。
- 初心者にも安心な使いやすさ
- 即効性あり、すぐに魚を入れたい時にも◎
- テトラは信頼できる老舗メーカー
✅ ジェックス コロラインオフ 120cc(液体タイプ)
初心者にも扱いやすい、液体タイプのカルキ抜き剤。
魚や水草に配慮した優しい処方で、毎日の水換えに安心して使える定番商品です。
- すばやく塩素を中和できる即効タイプ
- 水草やエビにもやさしい処方で、安心
- 使いやすい計量キャップ付きで、無駄なく使える
◆ まとめ:カルキ抜きは、魚の命を守る“優しさ”です
カルキは人間には安心な成分ですが、魚にとっては有害。カルキ抜きはアクアリウムの第一歩であり、魚が元気に暮らせる環境を作るための基本です。。
初めての方でも、市販のカルキ抜きを使えば簡単。少しのひと手間で、大切な命を守ることができますよ。