【初心者必見】水槽の底砂の選び方|コスパ・掃除・水草育成まで徹底解説

初級

アクアリウムを始めて最初に悩むのが、意外にも水槽の『底砂』です。私も初めてのときは、どれを選べばいいのか全然わかりませんでした。見た目はもちろん、水質やお魚の健康にも影響するので、実はとっても大事なんです!

今回は、初心者の方でもわかりやすいように、底砂の種類や選び方を詳しく解説します。

まずはコスパで選ぶなら「砂利」

砂利の特徴

  • とにかく 安価で手に入れやすい
  • 水槽立ち上げの初期費用を抑えたい方にピッタリ。

→ 中学生の時に始めたメダカの飼育は砂利でした。懐かしい。そこから水草を砂利に植えるけどうまく育たなかったのを今でも覚えています…!

こんな人におすすめ

  • 水草を特にやらず、安く手軽にアクアリウムを楽しみたい人。
  • 金魚やメダカなど底をつつきにくい魚向き。(口を傷つけないため)

水草をしっかり育てたいなら「ソイル」

ソイルの特徴

  • 水草水槽や、シュリンプ飼育でよく使われる。
  • 水質を弱酸性・軟水寄りに整える作用がある。

→ 水草を植えてみたい!エビの繁殖に挑戦したい!そう思ったら迷わずソイルです!

吸着系ソイル vs 栄養系ソイル

種類特徴おすすめ用途
吸着系立ち上げ初期の水を安定させるのが得意。寿命は長め。水草は中程度まで、魚メイン向き  
栄養系 水草の成長に必要な養分を豊富に含む。2年ほどで劣化。 本格的に水草を楽しみたい場合

例えると、吸着系は「掃除機みたいに水をきれいにする役割」。
栄養系は「肥料入りの土」。その分、初期にコケが出やすい場合もあります。

吸着系と栄養系のメリット・デメリット

項目吸着系栄養系
掃除のしやすさ◯(崩れやすい)
水草の育ちやすさ   
価格△(やや高価)
小型魚・エビ
大型魚×(崩れると濁る)  ×(崩れると濁る)  

その他おすすめの底砂

セラミックソイル(焼成タイプ)

  • 「多孔質」でバクテリアが繁殖しやすい(水浄化作用)。
  • 吸着力が高いものが多く、シュリンプ飼育で人気。

ハードタイプソイル

  • 粒が固く崩れにくい。
  • 大型魚や底をつつくコリドラスにも比較的安心。

掃除のしやすさ・魚の種類での選び方まとめ

底砂掃除のしやすさ  水草  小型魚・エビ中型・大型魚
砂利×
吸着系ソイル×
栄養系ソイル×
セラミックソイル
ハードタイプソイル  

まとめ|何だか分からなくなってきた方へ…要するに!

「なんとなく見た目で選んだら、掃除が大変だった…」
「水草が全然育たない…」そんな失敗をしないために、用途に合わせて底砂を選びましょう。

  • 水草をたくさん育てたい人 → 栄養系ソイル
  • 掃除重視&コスパなら → 中粒の砂利
  • シュリンプや小型魚でバランス良く → 吸着系ソイルやセラミックソイル
  • 大型魚やよく底を掘る魚なら → 砂利 or ハードタイプソイル

【番外編】管理人愛用のおすすめソイルを紹介!

ここまでいろいろな底砂をご紹介してきましたが、最後に、私が実際にアクアリウム(小型魚・水草・エビ飼育)で愛用しているお気に入りのソイルをご紹介します。

■ プラチナソイル(吸着系)

初心者からプロまで幅広く使われている定番ソイル。
水質を弱酸性に安定させる力がとても強く、
立ち上げ初期の白濁りやアンモニアをすばやく吸着してくれるので、
エビや小型魚の立ち上げで大変助かります。

  • 【メリット】
    • 吸着力が高く、水質がすぐ安定する
    • 粒がしっかりしていて崩れにくい
    • シュリンプ水槽や簡単な水草水槽に最適
  • 【デメリット】
    • 長期的な肥料分は少ないので、本格的に水草を育てたいなら追肥が必要


■ アマゾニア(栄養系)

言わずと知れたADAの「アクアソイル アマゾニア」。
本気で水草を育てたいならやっぱりこれ!と言えるソイルで、
ロタラや有茎草、グロッソスティグマの絨毯もしっかり育ちます。

  • 【メリット】
    • 栄養が豊富で水草の成長が圧倒的
    • ショップの展示水槽にも多用されている
  • 【デメリット】
    • 立ち上げ初期にアンモニアが出やすくコケが生えやすい
    • 定期的な換水やバクテリア剤を併用する手間は少し必要

Amazonで「ADA アクアソイル アマゾニア」を探す

※楽天市場で取り扱いなし

■ プラチナソイルスーパーパウダー(シュリンプ用)

通常のプラチナソイルよりさらに細かい粒で、
シュリンプの稚エビがエサをつつきやすく、
また稚エビの歩行を助けるので抱卵・孵化後も安心です。

  • 【メリット】
    • 微細なゴミや稚エビの残餌をしっかり吸着
    • 弱酸性・軟水化でビーシュリンプが長生き
  • 【デメリット】
    • 粒が細かいので掃除のホースやフィルター吸い込みには注意

結局どれを選ぶかは目指すアクアリウム次第!

「水草をしっかり育てたいのか」
「シュリンプを増やしたいのか」
「掃除のラクさを重視するのか」

目的で選ぶソイルは変わります。
迷ったらまずは失敗しにくい プラチナソイル がおすすめです。
慣れてきたらアマゾニアで本格的な水草絨毯にも挑戦したいですね!

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